アメリカ合衆国モンタナ州立大学に交換留学して

　私はアメリカ合衆国モンタナ州のボーズマンという町にある、モンタナ州立大学に1年間の交換留学生として行ってきました。
　もともと法学部から同大学への留学生は非常に少ないのなのですが、自分の大学生活に何か大きなものを残したいという思いから決意しました。
　1年間の交換留学は私が当初考えていたよりもとても刺激的なもので、アメリカというさまざまな人種が共存している国で、多くの人々と出会い、さまざまな文化に触れることは、日本では味わうことのできないとても貴重な経験でした。
　また、アメリカの学生はとても勉強熱心で、授業に対してもとても積極的です。そのような環境でゆっくりと勉強できたのも、私にとってとても有意義な時間でした。
　私は法学部生ということもあり、政治学を中心に受講しましたが、その一面だけとっても、それまで学習してきた日本の制度とアメリカの制度を比較しながら学ぶことができましたし、また、日本とは違う視点から学ぶ国際関係なども新鮮なものでした。
　1年間の留学というと、留年しなければならないのかと最初は不安でしたが、熊本大学の制度では、交換留学生としていくことで4年間での卒業も難しいことではなく、1,2年次など早い時期に行くことで就職にも決して不利になることはありません。留学先での1年間の出会い、経験は、私のこれからの人生においてかけがえのない宝物であると言いきれます。そしてみなさんにはこれからの人生をより有意義なものにするために、ぜひ思い切ってチャレンジしてもらいたいと思います。
　写真は留学先で知り合った仲間たちとイエローストーン国立公園に行ったときのものです。
みなさんにもこんな素敵な友人ができますよ。