1.熊大法学部で学べること
(1)社会科学とは
Q1 | 熊大法学部では、何を学ぶことができますか? |
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A1 | ここでは、法学、政治学、経済学といった、社会科学全般を学ぶことができます。 また、交渉紛争解決学という、特徴的な科目も学ぶことができます。 |
法学とは
→社会のルールである法律を通して、様々な視点から社会の問題と向き合い、その解決策を探る学問です。熊大法学部では、1年次から段階的に法律について学ぶことで、じっくりと法的思考力を養うことができます。
政治学とは
→希少価値の権威的配分、つまり、限りある財源や資源を、だれが、だれに、どのように、どんな理由で配分するのかについて考える学問です。熊大法学部では、政治のしくみやながれ、思想、歴史、国際関係などについて学ぶことができます。
経済学とは
→人々の消費行動や企業の生産活動の場である市場のしくみを理解するため、政策、制度、経済構造などについて学ぶ学問です。熊大法学部では、入門科目から始めて、国際経済、環境経済、地方財政、法と経済などの科目を学ぶことができます。
通常、法学・政治学は法学部で、経済学は経済学部や商学部・経営学部で学ぶところ、熊大法学部では、社会科学に分類される3つの学問全てを広く深く学ぶことができます。
さらに、熊大法学部では、社会に生じる紛争について、交渉紛争解決学という特徴的な科目も学ぶことができます。
交渉紛争解決学とは
→個人間、集団間、組織間、国家間、あるいは、その内部の様々なレベルで生じる紛争・葛藤を解決・解消するための方法を探求する学問です。熊大法学部では、紛争・葛藤に関する基本的な考え方と、それらに対応するためのアプローチについて学ぶことができます。
このように熊大法学部では、社会で生じる問題について様々な側面からアプローチし、幅広く学ぶことができます。