1.熊大法学部で学べること
(4)大学での授業の選び方
Q4 | 大学では、どうやって授業を選びますか? |
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A4 | 基本的には、皆さんが学びたい内容の授業を自由に選ぶことができます。 ただし、科目の種類によって異なります。 |
大学は、高校までの授業と違って、時間割を自分で自由に作ることができます。そのため、学生の皆さんは、自分が興味・関心のある授業を積極的に選んで受講することができます。
教養科目と専門科目
大学では、大きく分けて、①教養科目と②専門科目という2種類の科目があります。
- ①教養科目:幅広い知識を身につけるため、様々な学問の基礎を学ぶ科目
→既修外国語(英語)や初修外国語(ドイツ語、フランス語、中国語など)といった外国語や、自分の所属する学部ではあまり取り扱わない科目(例:法学部生にとっての理系科目)を学ぶことで、大学生としての教養を身につける目的があります。 - ②専門科目:自分の所属する学部で専門的に学ぶ科目
→法学部では、A1に挙げた法学・政治学・経済学がこれに当たります。
必修科目と選択科目
上記2種類の科目はそれぞれ、必ず修得する必要がある必修科目と、完全に自由に選ぶことができる選択科目に分けられます。必修科目は、熊大法学部生として、必ず受講してその内容を理解してほしい科目に設定されており、全員受講する必要があります。したがって、学生の皆さんは、選択科目の中から、自由に授業を選ぶ形になります。ただし、熊大法学部専門科目の必修科目は、少人数制の演習科目のみであり、その内容は担当教員によって様々です。したがって、時間割の自由度が比較的高いということができるでしょう。
*例* 2年次学生の一週間
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
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1 | 法 行政過程論Ⅰ | 政 政治過程論 | |||
2 | 法 憲法Ⅱ | 経 経済学入門Ⅰ | 法 憲法Ⅱ | ||
3 | 初習外国語 | 法 物権法 | 既習外国語 | ||
4 | 基礎演習Ⅱ | 職業選択と自己実現 | 教養科目 | 教養科目 | |
5 | 交渉紛争解決学Ⅰ |
色別に、必修教養科目、選択教養科目、必修専門科目 、選択専門科目に分類されます。