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(2017-18年度)オーストラリア・ニューカッスル大学に交換留学して 

小嶋尚瑛さん(法学部2年)

 私はオーストラリアのニューカッスル大学に2018年3月から11月までの約9ヶ月間交換留学しました。オーストラリアの大学教育の質が世界的にも高く、特にニューカッスル大学はビジネス系の授業の評価が高く、その授業を受けてみたいと思ったことから留学先を選びました。

 留学先では、前期は語学研修を受け、後期には学部で実際に授業を受講しました。前期の語学研修は特に難しいこともほとんどなく、良い成績が残せたので良かったです。また、研修の一環で日帰りの遠足があり、とても充実していて楽しかったです。

オーストラリア・ニューカッスル大学に交換留学01
(↑語学研修中の遠足で行った動物園のコアラ。
触ることはできたけど抱っこできなくて、ちょっと悲しかったです。)

 後期は、商法、経済学、統計学の授業を受講しました。最初は、今の自分の英語力で授業内容を理解して、さらに単位も取得できるのかどうかが心配で、とにかくレジュメと教科書を読み込むことに集中していました。ある程度時間が経つと授業にもだいぶ慣れてきて、勉強に対するストレスが減ってきました。レポートの提出期限が迫ってきたときや期末テスト前はほとんど眠れなかったので、とてもきつかったです。個人的な意見ですが、日本の学生と違い、ほとんどのオーストラリアの学生は基本的に図書館や部屋でずっと勉強していて、会話の内容も授業に関することが多く、とても良い刺激になりました。

 大学では寮生活を送っており、日常生活では基本的に寮のメンバーと一緒にいることがほとんどでした。幸いにも日本人がほとんどいなかったため、英語しか使わない生活ができたことは、とても良かったです。入寮の時期が遅かったため、最初はなかなか友達ができなかったのですが、寮での懇親会やパーティー、寮対抗のスポーツ大会を通して徐々に友達が増えていき、普段も仲良くなった友達とずっと一緒にいました。そのおかげで帰国がとても嫌になる程、楽しい思い出ができました。

オーストラリア・ニューカッスル大学に交換留学02
(↑Autonomy Dayにあった午前2時から夜まで交歓するという
かなりクレイジーなパーティーの時の写真です。
写真は私と寮のルームメイトです。)

 留学を終えて振り返ってみると、約9ヶ月間オーストラリアに滞在しましたが、英語力が上がった実感はほとんどなく、継続して英語の勉強に取り組むことが大事だと考えています。むしろ、何もかも自分でしなければならなかったため、自ら行動する力がつき、また自分の意見を率直に相手に伝えることができるようになった点が、とても大きな収穫だと思っています。

 留学前は、留学先で何を勉強するか、その後どのような進路に進むかを計画的に考えていたのですが、オーストラリアでの生活を通して、何をするにしても全力でやれば、とりあえず何とかなると考えるようになりました。将来どのような仕事に就くにしても後悔しないように、残りの大学生活を過ごしていきたいです。