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(2018年度)ラトビア・リガ工科大学の語学セミナーに参加して 

佐藤実玖さん(法学部1年)

 私はリガ工科大学での短期語学留学プログラムに参加し、約2週間ラトビアに滞在しました。私は入学当初から留学することに興味があり、今回このプログラムに参加することで語学力の向上だけでなく、社交性や臨機応変さなどが身につき、また、新しい考え方や価値観を得られるのではないかと考えて参加することに決めました。本プログラムは今年から創設されたもので、英語による座学の講義とともにラトビアの様々な都市観光に連れて行ってもらい、ラトビアの伝統的な料理作りや遊びを教わるという体験もしました。

リガ工科大学佐藤さん01
(ラトビアの首都リガの旧市街散策)

 講義は主に英語コミュニケーションと社会問題について考える社会学の2つを受けました。英語コミュニケーションでは英語で自分のことを伝えたり、数人と議論したりすることで、より実践的な英語が身につきました。社会学では最終プレゼンで社会問題を1つ取り上げて解決策を講じるという最終目標に向かって、他国の留学生とそれぞれ自国の社会問題について紹介しあったり、プレゼン作成のための調査やデータ分析に役立ついくつかの講義を受けたりしました。私たちのグループは高齢化の進行に伴い、高齢者の医療費に費やす税金が増加傾向にあるという問題を取り上げ、プレゼンしました。

 講義外の時間は伝統的な古い町並みが続く旧市街を散策したり、現地の人たちと交流したりとたくさんの経験ができました。特にラトビアは今年が独立100周年という記念すべき年で、それをお祝いするお祭りがちょうど行われていたので、たくさんの屋台をめぐってラトビアの伝統的料理を食べたり、民族衣装を着た現地の人々と交流したりできました。現地の人々はとても優しく、交流する中でたくさんのことを教えていただきました。

リガ工科大学佐藤さん02
(ラトビアの観光地ユールマラへ行く途中の列車内)

 今回、私は初めての海外渡航で何もかも分からないことばかりでしたが、自分の可能性を広げたいと一歩踏み出し留学したことで、語学力の向上はもちろんのこと、コミュニケーション力、臨機応変に対応できる力の向上を遂げることができたと思います。今回の経験はこれからの大学生活だけではなく、その先の人生にとっても自分の糧となるものになったと思います。